WindowsゲストをVirtualBoxからVMwareに移行しようとした
TLDR: Ubuntuホスト上で,WindowsゲストをVirtualBoxからVMwareに移行しようとしたが,諦めた.
VirtualBoxでの不都合
Ubuntu 18.04ホストのVirtualBoxにWindows10ゲストを入れていたが,クリップボードの共有ができていないようだった. (Windows上でExcelなど使いたいのでこれはかなり不便)
結局,再起動をしたらクリップボードが共有できたので原因は不明.
ただし今度はシームレスモードがうまく動かなくなってしまった.
VMwareに移行しようとする
VDIファイルデカすぎて失敗
どっちにしても非商用利用のみするので,VMware (Workstation 15 Player) のほうがいいかなと思い,移行しようとした.
まず仮想アプライアンスのエクスポートをして,その後VMwareにインポートしようとしたが,ディスク容量が不足して失敗.
仮想マシンの可変サイズのストレージ容量が肥大化していて60GB以上になっていたので,下記ページを参考にVDIサイズを縮小した.
VirtualBoxのVDIサイズを縮小する - Ragnite Blue
デフラグをしようとしたら「実行不可」のような表示になっていたのでしなかったが,特に問題なくVDIサイズを縮小できた(2日前くらいに自動でデフラグされたよからだろう).
これで23GBくらいまでストレージファイルが縮小した.
ストレージファイルが縮小するとファイルの変換も早くなった.
ストレージファイルのみ移行しようとする
下記を参考にvdiファイルをvmdkに変換してみた.
vdiファイルをvmdkに変換してVMwareに移行|雑録的ノート
しかし,設定後にVMware上で仮想マシンを起動しようとすると,EFI VMware Virtual SCSI Hard Drive (0.0) ... unsuccessful
のようになって,起動しなかった.
ハードディスクの追加時にSATAとSCSIの両方やってみたが,どっちでも失敗した.
仮想アプライアンス経由で移行しようとする
ここらへんを参考にやってみた.
Virtualbox から vmware(player) へコンバートする - あじーん-0.0.2-SNAPSHOT
Windowsが起動して「デバイスを準備しています」という表示が出て,かなり待たされる.ハードウェア構成が大幅に変わるとこうなるみたい.
このときに気づいたのだが,Ubuntu版VMwareにはユニティモード(VirtualBoxのシームレスモード)が無いらしい. ということで,VMwareを使うメリットも無さそうなので,ここで諦めた.
ほんとに移行するときは,たぶん下のページみたいにしてライセンスを移行する必要がある.
Windows 10 でハードディスク以外のハードウェアを変更して、そのままOSのライセンス認証をする方法
結論
変換に時間溶かした.
いらないファイルは消したのでファイルの掃除はできた.
シームレスモードが使えないなら,ディスプレイ2枚使えばいいじゃない!